ズボン(特にスキニーパンツ)を裾上げだけで合わせていませんか?裾上げだけもいいのですが、もっとかっこよくする方法があります。
それは「裾を絞る(=裾幅を詰める)」ことです。
裾上げに加えて、裾を細くすることで、スタイルの見え方が変わってきます。
ズボン(パンツ)を買ったら裾幅を詰めることを、僕はおすすめしたいんです。ズボンのシルエット直しをするだけで、もっとファッションを楽しめること間違いなしです。
裾幅とは
裾の幅のことです。
僕が今回おすすめしたい『裾幅を詰める』ということは、この裾幅の長さを狭く(短く)するということです。
この裾幅を気にしたことはありますか?裾幅を気にしたことがないという人は、結構多いと思います。僕も前までは、全く気にしていませんでした。
そこで、試しにスキニーパンツの裾幅は14㎝くらいまで詰めて、細くしてもらったんです。
すると、脚が長く見えて、同じパンツでも見違えるようにカッコ良くなったんです。
スキニーだけじゃなく、カーゴパンツ、ジーパンなども幅詰めすることで、ガラッと印象が変わってきます。
裾上げだけするのはどうなの?
ズボン、特にスキニーなら全体が細いので、裾上げだけでもオシャレに履けるっちゃ履けます。
自分の足の長さに合った丈にすれば、ある程度はきれいに履けます。
スキニーパンツとは
スキニーパンツとはパンツの形状の一種です。スキニー(skinny)とは英語で「やせこけた、骨と皮ばかりの」という意味。
履くと脚にぴったりとフィットして脚のラインがはっきりわかるデザインがまるで「ほっそりとやせこけた」ように見えることから、「スキニーパンツ」と言われるようになりました。参照:ARINE
つまり、もともと細くて、スタイルがよく見えるような作りになっているわけです。
最初から裾幅が狭いズボン(特にスキニー)は存在する
もともと裾幅が狭くて、かっこいいズボン(スキニーなど)は存在します。それが好みのズボンで、裾直しが面倒だと思う人にはおすすめできます。
しかし、デザインが好みじゃなかったりすることがありますよね。
デザインが好みでいいと思ったら、最初から裾幅が詰めてあるズボンを購入して、あとは裾上げをして丈を調整すればかっこよく履けます。
ただ、現状は足首がぶかぶかな、裾幅が広いスキニーが多いんです。
裾を絞って(裾幅を詰めて)細くするとかっこよくなる理由
Vラインを強調できる
ファッションでは、以下の3つのシルエットのどれか1つを選び、コーディネートしていくのが大事だと言われています。
- Aライン
- Iライン
- Vライン
その中でもVラインを強調させるのに簡単なのが、裾幅詰めなんです。
言葉で説明するよりも写真を見ていただいた方がわかりやすいと思います。
裾幅を詰めることで足元にかけて、パンツの幅が狭くなります。つまり自然とVラインができるわけです。
僕はもともと太ももが細い方ではありません。
太ももが太い自分が、裾幅を詰めないでスキニーパンツを履くと、ストンッとまっすぐなかっこ悪いシルエットになってしまうんです。
そこで裾幅詰めを行えば、膝から足首にかけた余った部分をなくすことができ、Vラインができるんです。
しかも下半身だけでVラインを作ると、コーディネートでさらにVラインを強調できます。
スタイルが良く見える
Vラインを作ることでスタイルがよく見えます。
足首にかけて細くなっていく作りにすると、単純に足が細く見えるんですよね。
細く見える→足が長く見える→スタイルがよく見える
このような単純な論理です。
足元をスッキリさせられる
裾を絞ると、スマートに見えるため、スッキリした足元にできるんですよね。
スッキリさせられれば、清潔感がグッと上がります。
「オシャレは足元から」と言われるように、足元をスッキリ見せれば、上手なコーディネートができます。
裾を絞る(裾幅を細くする)方法
10秒でできる裏技ロールアップ(応急措置)
これは、裾上げと裾幅を詰めることを、同時にできる裏技です。
普通にロールアップするだけだと丈が短くなる裾上げと同じになります。
しかしラインこの裏技は丈を短くできるのに加えて、裾幅まで細く(狭く)することができます。
それでは写真で説明していきます。
①裾の余った部分を引っ張る
このように裾の外側でも内側でもいいので裾幅の余った部分を引っ張ります。
①で引っ張った部分を足首を抑えながら前(もしくは後ろ)に折ります。
写真では前に折っています。
②の状態のまま2回ロールアップするだけで完成です。
1回折ると、このように不格好になってしまいます。
なので2回折ります。
以上。たったこれだけです。
裾が上がったのと同時にしっかりと裾幅が細く(狭く)なりました。最初は難しく感じますが、すぐ慣れてきれいにできるようになります。
ちなみに、これは裾上げと裾幅を詰めてある状態のスキニーパンツでやっているので、裾幅を詰めてないスキニーパンツで試すと、もっと変化を感じられると思います。
ただ、このロールアップは応急処置であって、毎回やるのは面倒だなと感じる人は洋服お直し専門店で裾幅詰めをやることをおすすめします。
直接、洋服お直し店に持っていく
先ほども言った通り、毎回裏技ロールアップをするのが面倒と思う人は、洋服お直し店で直してもらうのが一番です。
ただ、洋服お直し店で『裾上げ』を同時にすると、値段が高くなってしまいます。
そこで、できるだけ安く済ましたいのであれば、以下の順番がおすすめ。
お店で買ったパンツを、そのままその店舗(ファストファッション店など)で裾上げすると、300円~600円。
(洋服お直し専門店に持っていって裾上げしてもらうと、1000円前後かかってしまう)
洋服お直し専門店での裾幅詰めは、2000円〜3000円
店舗によって誤差があると思いますが、だいたいは、この順番が安く済みます。
ファストファッション店では『裾上げ』は行っているのですが、『裾幅詰め』のサービスをやっている店舗は、ほとんどないです。
でも、たまに同じお店でも、違う場所の店舗でやっていたりするらしいので、毎回店員さんに聞いてみるのがいいかもしれないですね。
また、時間も節約したいのなら、ショッピングモールがおすすめです。いちいち車などで移動する時間が省けます。
ショッピングモールならパンツを買って、そのまま洋服お直し専門店に持っていけばいいので便利ですよね。
ただ、洋服お直し専門店で裾幅を詰めてもらうのに日にちがかかる場合があります。自宅から遠いショッピングモールでしてもらうと、取りに行くのに大変になってしまうので注意してください。
通販で頼む(おすすめ)
洋服専門店に行くのも面倒なら、通販でやってもらうというのもありです。
通販で頼むメリットは、以下の通り。
- 送るときだけの手間しかかからない
- 取りに行く手間が省ける
- 洋服お直し店より安く済む場合もある
デメリットととしては、直接お直し店に持っていくよりも、時間がかかるということ。ただ、直してもらうのが急ぎでなければ、デメリットにはなりませんよね。
また、洋服お直し店が近くにない場合だったら、以下のように、交通の時間と費用が省けるんです。
- お直し店に洋服を持っていく行き帰り
- 完成後の引き取りの行き帰り
なので、通販で裾幅めをしてもらうのも、1つの手です。
ちなみに通販でおすすめな洋服お直し店は、評判が良く、信頼のある「お直し工房」。
実際に利用してみて良かったので、下の記事で紹介しています。
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まとめ
『裾の丈』だけではなく、『裾の幅』も気にしてみてください。
裾幅直しをするだけで、以下のようにオシャレ度を簡単にアップさせられるんです。
タンスに眠っているスキニーパンツを、『裾上げ』と『裾の幅詰め』をしてみてください。また活躍してくれるはずです。
ちょっとの変化が、見た目やスタイルをきれいにかっこよくしてくれます。