結論から言うと、スリッポンを履いている時に靴下を見せるのは、
アリだし、おしゃれ。
でも、
- ダサくなってしまうか不安
- 長さはどれくらいがいいんだろう
などなど、色々と考えてしまいますよね。めっちゃわかります。だって、普通に靴下を見せないスタイルで履いている方の方が多いですもん。
でも大事なのは、興味があるのであれば、その興味を抑えないで、自分なりにかっこよく着こなして色々試すことだと僕は感じています。
そこで今回は主に
- どんな靴下(長さ)がいいのか
- 簡単にできるコーデ
を紹介していきます。
スリッポンを履いてる時に、靴下(ソックス)を見せるのがおしゃれでアリだと思う理由
アリだと思う理由は、
- おしゃれに気を遣っている印象を与えられる
- スタイルを良く見せることができる
- ストリートやフォーマルな雰囲気を強められるから
この3つ。
それでは見ていきましょう。
おしゃれに気を遣っている印象を与えられる
スリッポンって紐がないぶん、シンプルなデザインが多いじゃないですか。
それ自体スリッポンのいい点なのですが、「なんか普通すぎるな」って感じる時もたまにありますよね。
どこか味気ないと言うか…。
そんな時に、あえて靴下を見せるスタイルにするだけで、『おしゃれに気を使っている雰囲気』が出ます。
靴下を見せるという遊び心が、おしゃれ自体を楽しめるのでアリだと感じています。
スタイルを良く見せることができる
ソックスの色を使って、スタイルをよく見せることができるということです。
黒など、暗めな寒色系の色は収縮効果があるので、細く見えます。
反対に白など、明るめな暖色系の色は、寒色系の色に比べて膨張して大きく見える効果があります。
靴下で覆われた、足首の太さの見え方を多少変えることができるというわけなんですね。
- 細くサラッと見せたいなら→収縮色
- 太くたくましく見せたいなら→膨張色
ましてや、スリッポンだとソックスの見える面積が大きいため、その効果がより顕著に現れるわけです。
ストリートやフォーマルな雰囲気を強められるから
靴下といっても、
- 無地
- 柄
- ワンポイント
など、色々種類がありますよね。
履く種類によっては、ストリートの雰囲気を強めたり、フォーマルできれいめな雰囲気を強めたりすることができるんです。
- 派手な柄のソックスを履いてストリート系
- 線が1本入ったデザインのソックスできれいめ系
みたいに、ストリート(カジュアル)系や、きれいめ系の振り幅を大きくすることができます。
これが結構楽しかったりします。
見せる靴下の長さはどれくらいがいいのか?
『どれくらいの長さが良いのか?』という疑問に対する答えは、
この長さ!という答えは当然ありませんので、自分の好きな長さです。
ただ、個人的には
と考えています。
いわゆる、クルー丈と呼ばれるソックスの長さまでなら、合わせやすいと言うことです。
また、
- パンツの丈
- 靴下の長さ
によっても見栄えは全然変わってきますよね。
この章の、ここから先は、
- ハーフパンツ
- ジャストレングスのパンツ
- アンクルパンツ
といった3つの丈の違うパンツごとに、
- クルー丈(ふくらはぎの真ん中くらいの長さ)のソックス
- ショート丈(足首が隠れるくらいの長さ)のソックス
- アンクル丈(くるぶしが隠れるくらいの長さ)のソックス
この3つの、長さの違うソックスを合わせると、実際にどう見えるかをお伝えしていきます。
ハーフパンツを履いている時
ハーフパンツを履いている時に、クルー丈のソックスを履くと、
パンツの丈にもよりますが、結構素肌の見える範囲が狭いですよね。
僕はあまりこのスタイルをしませんが、たまにこのようなクルー丈ソックスと合わせて、かっこよくストリートファッションをしている方を見かけます。
というのが、全ての理由ではないのですが、全然アリなスタイルです。
次はショート丈ソックス。
このくらいの短さが3つの中でも、1番合わせやすいと僕は感じています。
ストリートっぽくもなるし、ソックスの色や柄によっては、
- きれいめなスタイル
- スポーティなスタイル
にも使いやすい長さ。
もっと短い、アンクル丈ソックスと合わせるとこんな感じ。
無難な見栄えですよね。このスタイルも「スリッポン×靴下」コーデを楽しめます。
靴下を見せていることをあまり主張させたくないと思う方は、このアンクル丈を選ぶといいかもしれません。
無地ではなく、ブランドのワンポイントが入ったデザインや、柄の入った靴下で合わせるのもアリです。
アンクルパンツ
3つの中で1番短いアンクル丈ソックスと合わせると
ちょうど素肌が隠れます。
歩くときの足が広がる瞬間に、若干素肌が見えるんです。
もちろんアンクルパンツの丈の違いによっては見えないかもしれませんが、こうなることが多いかと思います。
なので歩くときのチラ見えが気になる場合は、クルーソックスなど、アンクル丈より長さのある靴下を履くことをおすすめします。
ジャストレングス
ジャストレングスのパンツを履いて靴下を履かないと、チラッと足元の素肌が見えことが多いと思います。
なのでそれが気になる方は、アンクル丈でもなんでもいいので、靴下を履いてみるのがいいですよね。
若干印象が変わるかな?くらいの変化ですよね。
あんまり変わらないので、個人的にはぶっちゃけどっちでもいいかなと。
簡単にできる「スリッポン×靴下見せ」コーデ
ハーフパンツに「スリッポン×靴下見せ」コーデ
無彩色だけでまとめてアクティブに
かなりシンプルで簡単に組めて、なおかつスポーティさを若干感じる、そんなコーディネート。
ソックスを履かないのもいいのですが、少し物足りなさを感じる時には、やはり靴下は使えるんですよね。
無彩色の全身に、無彩色の靴下を合わせてみれば、邪魔もしないし、コーディネートの幅が増えて楽しめることは間違いない。
無難に2色だけ
こんなふうにめちゃめちゃシンプルなコーデもアリだと感じています。
全体を黒に、白スリッポンを履いて、白のインナーを軽く見せる。黒と白だけでまとめるのも意外と楽しい。
写真のようにクルーソックスじゃなくて、それよりも短めのソックスで黒の割合を減らしてみるのも、また違った雰囲気でおしゃれを楽しめるかと思います。
彩色などの色味を使うのが、苦手、好みではないという方におすすめのコーデです。
彩色を使ってストリートに
トップスとソックスのラインの色を同系色で合わせてみると、簡単にまとまります。
またその色も、明るめの色にしてあげると、ストリートな雰囲気が強まります。
このように靴下にラインなどの柄が入っているだけでも、簡単にストリートなコーデが組めるの、でぜひ試してみてください。
シャツと合わせればきれいめカジュアルに
きれいめなアイテムであるシャツでも、靴下を合わせると硬さがより無くなり、遊び心が加えられます。
ラフでありつつ、きれいさを楽しめるそんなコーデ。
アンクルパンツ・ジャストレングスパンツに「スリッポン×靴下見せ」コーデ
きれいめなパンツと合わせて大人っぽく
黒スリッポンと、ベージュのパンツの間に、白ソックスを入れれば、メリハリがついて立体感が出ます。
単調になり過ぎず、そして大人っぽさも楽しめる。きれいめカジュアルなコーデですね。
ストレート気味のデニムと合わせてレトロな雰囲気に
レトロ感のあるトップスやパンツに、白の靴下がプラスされると、より古臭いですよね。いい意味で。
そんなレトロな雰囲気をより強めたい時に、靴下を使うなんて方法もアリかなと。
タイトめな全体でスマートに
トップスもパンツも、タイトめなアイテムでまとめてみました。
そこに黒の靴下を持ってきて、素肌を隠すと、より引き締まってスマートな印象になります。
くるぶし部分の素肌を見せないだけでも、かなり雰囲気が変わるので、ぜひ試してみてください。
ワイドなパンツもだらしなくさせない
個人的にはジャストレングスのパンツを履いている時は、靴下は履いても履かなくてもどっちでもいいと感じていると、先ほども書きました。
しかし、清潔感のある足元を少しだけ表現したいときは、靴下の「チラ見せ」が使えるんですよね。
肌を見せるよりかは暖かみ、そして清潔感が多少アップするので、これもまたスリッポンを楽しむ方法の1つ。
遊びを入れたきれいめカジュアル
きれいめカジュアルなコーデに、ラインソックスを入れて遊び心を持たせるのも案外面白い。
これが別にラインソックスに限らず、
- 柄ソックス
- ワンポイント入りのソックス
でも、楽しめるのは間違いないかと。
きれいめカジュアルコーデに遊びを入れるために、靴下を落とし込んでみるのもいいかもしれませんね。
まとめ
- スリッポン着用時に、靴下を見せるのはアリ
- おしゃれに気を遣った印象になる/スタイルを良く見せれる/雰囲気を強められる
- 靴下の長さは当然好みで(個人的にはふくらはぎの真ん中の長さくらいまでがおすすめ)
スリッポンに靴下を合わせる(靴下をあえて見せる)のは、とても楽しいし、おしゃれだと感じています。
スリッポンにもたくさんの種類があって、靴下にもたくさんの種類があります。
お互いの膨大な種類を、「組み合わせてどう見えるか?」を
- 試してみる
- 考えてみる
だけでも、とてもワクワクしませんか?
あなたなりにおしゃれだと感じる、「スリッポン×靴下見せ」コーデを楽しんでみてください。