冬にアンクルパンツを履く時ってどうしてますか?
というか、そもそも冬にメンズが足首も出すスタイルってアリなのか?
もちろんアリです。
そんなメンズの冬のアンクルパンツ事情。
- 寒いけど我慢なのか?
- それとも寒さ対策するのか?
これに関してはどっちもするのが楽しい。という結論が、実体験から出ました。
ではそんなところでさっそく、主に
- 冬のアンクルパンツがアリな理由
- 寒さ対策
- 冬のアンクルパンツコーデ
- 冬におすすめなアンクルパンツ3選
を紹介していきます。
冬のアンクルパンツがアリな理由
実際に僕も冬にアンクルパンツを履きます。
そんな寒い季節だからこそ履いていてよかったこと、つまり冬のアンクルパンツがアリであると感じた理由を紹介します。
上半身が着膨れしてしまっても、スマートに見える
冬は寒いがゆえにインナーなどのトップスを重ねがちで、着膨れしてしまうことが多いですよね。
ごてっとした上半身に、パンツも裾だまりのできるダボっとしたものを合わせると、野暮ったく感じる時ってたまにありませんか?
もちろん自分が納得できる、全身ゆったりスタイルもいいのですが、子供っぽく感じてしまう時に使えるんですよね、アンクルパンツが。
足首を出して素肌を少し見せるだけでも、全体の重圧感がなくなりスッキリした印象になるんです。
そうすることで着膨れした上半身さえも、おしゃれで粋に見えてしまうくらいスマートな雰囲気を出せると感じています。
きれいめなアウターがより大人っぽくなる
例えばコートやシャツアウターなんかを着たとき。
アンクルパンツと合わせて、下も上品にさせると、グッと引き締まって垢抜けた見た目になるんですよね。
フォーマルでカッチリした装いを、格上げさせられる簡単な方法として、アンクルパンツは持ってこいなアイテムなんです。
スタイルが良く見える
これは冬だからというよりも、アンクルパンツ自体の良さ。
足首がパンツから出て見えることで、足全体が細く見えますよね。
足先にかけて徐々に細くなっていくことで、足が細長く見えて、スタイルが良く見えます。
このアンクルパンツの良さは、冬でも捨てがたいし、ガシガシ履いていきたくなるんですよね。
冬でもおしゃれにアンクルパンツを履くにはどうする?
冒頭でも書きましたが、個人的には寒さ対策なしでも全然おしゃれだし、楽しめると感じています。
とは言っても、
と、感じる時だってありますよね。僕もあります。
そこで、少しでも冬の雰囲気に合う、寒そうな印象を周りに与えないための方法を紹介していきます。
靴下を履く
靴下でくるぶし部分の素肌を隠すのも、また違ったおしゃれができるし、寒さ対策にもなりますよね。
靴下を見せることの良い点として、柄や色で雰囲気をガラッと変えられることです。
合わせやすいのは黒か白。全体にアクセントを出したい時は、色味のある色や柄の靴下でおしゃれするのも楽しいこと間違いなし。
暖かみのある生地や素材が使われたアンクルパンツを履く
- コーデュロイ
- ウールもしくはウールタッチ
- モールスキン
- 裏起毛
- フリース
などなど寒さを抑えて、かつ冬の空気感にもバッチリ合うような生地や素材を選ぶのも、冬のおしゃれを楽しむコツです。
例えばコーデュロイだと毛羽だった表面、畝による立体感、そして生地の製造過程で生まれる光沢感は、おしゃれでありつつ、パッと見でも季節感を与えることができます。
ファッション性だけでなく、保温性もあり秋冬の寒さも和らげてくれる機能性もあります。
そんなふうに視覚的にも、体感的にも冬に合った生地や素材を選ぶことで、冬でもアンクルパンツを快適かつ、おしゃれに履けるわけなんです。
スパッツを履く
スパッツもしくは、商品などによりますが、レギンスやタイツって呼ばれるものです。
アンクルパンツの下に履くだけでも、かなり寒さを和らげてくれます。
ただ、注意点もあって、
- 着膨れ
- 丈の長さ
この2つです。
あまりにパツパツのスキニーアンクルパンツと合わせる場合には、スパッツがそこに加わるので、着膨れしてしまう可能性があります。
そこはタイトめなアンクルパンツを持っているのであれば、自分と相談ですね。
また、スパッツの丈の長さがアンクルパンツの丈より長いと、スパッツがはみ出て不恰好になってしまいます。
といっても、スパッツは基本、くるぶしより上の丈のものが多いので、そんなに心配することではないかと。
心配な方は7分丈のスパッツなんかもあるので、そちらを選ぶといいかもしれません。
冬でも足首を出す!冬のアンクルパンツコーデ
靴下を履いたコーデと、履いていないコーデを組んでみました。
やっぱりアンクルパンツのコーディネートを組むのは、冬だろうと楽しい。
基本的にシンプルなアイテムでまとめています。
靴下なしアンクルパンツコーデ
コーデ1
ナチュラルカラーのアウターに、濃紺パンツを合わせた爽やか冬コーデ。
- アウター:GU
- パーカー:GU
- パンツ:H&M
- スリッポン:アサヒ『501』
コーデ2
濃紺パンツの清潔感をさらにアップさせるアンクルパンツ。
- ダウンジャケット:ユニクロ
- ロンT:ヘインズ『ビーフィー』
- パンツ:ユニクロ
- スニーカー:ニューバランス『CM996』
コーデ3
インナーのニットをインして、ちょっぴりキレイめな印象を上げたコーデ。
- ダウンジャケット:ユニクロ
- ニット:GU
- パンツ:H&M
- スリッポン:アサヒ『501』
コーデ4
全身黒で決める冬コーデも足首を出せば、軽やかさで親しみやすい印象になります。
- ダウンジャケット:ユニクロ
- ジップセーター:ユニクロ
- パンツ:ユニクロ
- ローファー:G.H.BASS『ローガン』
靴下ありアンクルパンツコーデ
襟ボアブルゾンで合わせたアンクルパンツコーデ
かっちりめなアイテムで、襟部分のボアで冬の空気に馴染むようなコーデ。
そんなコーディネートに白ソックスを加えると、より落ち着いた雰囲気、紳士な印象が強まりますね。
白靴下は大人っぽさを上げられる便利なアイテム。アンクルパンツをよりきれいなシルエットに見せてくれるんですね。
黒ソックスと黒シューズで合わせたアンクパンツコーデ
シューズと靴下を黒で統一すると、収縮効果により足元が小さく見えます。
小さく見せた足元に加え、テーパードの効いたアンクルパンツ。このように先端に向かって細くなるシルエットを作ることで、スタイルを普段より良く見せられます。
カーキシャツアウターにコーデュロイのアンクルパンツコーデ
写真だとわかりにくいのですが、コーデュロイ生地のアンクルパンツを着用してます。
実際に履くと、やはり季節感を与えられるコーデュロイ。
シャツアウターの襟上からはみ出るタートルネックや、またコーデュロイパンツや白ソックスが冬に寄り添った雰囲気を感じさせてくれます。
5色を使ったアンクパンツコーデ
5色使うとごちゃごちゃしちゃいがち。
ですが、下半身を無彩色でまとめてあげればしっかりまとまります。
グレーパンツと、白シューズの間に黒の靴下。立体感を出しつつ、かつ上半身の彩色の組み合わせも邪魔しない。
淡白なコーデが飽きた時、多くの色を使ってみるのも楽しいです。
冬に履きたいおすすめアンクルパンツ
【CAMBIO(カンビオ)】 Stretch Corduroy One Tuck Taperd Pants
細畝なので大人っぽい見た目です。
1タック、そしてお尻周りの広めな作りが、上品なテーパードをつくりあげているんですよね。
サッカーなど足腰、ヒップを鍛えられたスポーツマンにとっても、渋くカッコよく履けるアンクルパンツですね。
【Upscape Audience(アップスケープオーディエンス)】 ボンバーヒート爆暖TWEED 3ピース タックイージーアンクルパンツ
「ボンバーヒート爆暖」。名前がとってもストレートで気持ちがいいですね。
裏面を特殊な加工をして、起毛させた素材を使用。
毛布のような肌触りの良さと暖かみがあり、それをアンクルパンツで感じられるのは、新感覚で冬を楽しめるわけなんですね。
冬に合わせたいヘリンボーン模様、ゆったりとした余裕のあるシルエットで、一枚上手のおしゃれができるアンクルパンツ。
【BEAUTY & YOUTH UNITED ARROWS(ビューティーアンドユース ユナイテッドアローズ)】 BYモールスキン ワイド1Pテーパードアンクルパンツ
手触りの良さと、丈夫である特徴を持つモールスキン(世界的生地メーカー「EMMETEX社」)を使ったアンクルパンツ。
ワイドパンツのシルエットから感じるカジュアルさと、生地のヌメ感や1タックによるきれいさの絶妙なバランスが、どんな服にも合わせやすいのが特徴です。
まとめ
冬でもアンクルパンツは十分使えるし、コーディネートの幅も一気に広がります。
- 素肌を見せる
- 靴下(ソックス)を履いて素肌を隠す
このようにアンクルパンツひとつでも、2つのコーディネートが楽しめるんです。
そんなアンクルパンツを履いて、冷たい気温をあえて感じるのも、それはそれで思い出だし、めちゃめちゃ防寒してぬくぬくするのも良いですよね。
寒い季節もアンクルパンツを存分に履いていきましょう。