インナーダウンって暖かいし、薄いものが多いからめっちゃ使えて便利。
そこで、インナーダウンっていっても
- 袖なし
- 袖あり
この2つどっちかを選べと言われたら本気で迷いますよね。ちなみ僕は迷ったあげく2つ買いましたが。
その2つを実際に着てみて、「もしどっちか1つを選ぶなら、どっちを選ぶかな?」というのを考えてみました。
結論から言うと、どっちか1つを選ぶなら、
ベスト(袖なし)を選びます。
ってことで今回は主に
- ベストを選ぶ理由
- ベスト(袖なし)と長袖(袖あり)で同じコーデを組んで、見た目を比較
という内容になってます。それでは見ていきましょう。
どっちかと言われたらベスト(袖なし)を選ぶ理由
腕がパンパンになる心配がないから
これが1番の理由。アウターの下に着た時に、腕がパンパンになると不恰好になっちゃいますよね。
ベスト(袖なし)なら当然ならないわけで、幅広いアウターと相性が良い。
アームホールの太いアウターと合わせるのであれば、袖あり(長袖)でも対応できるけど、持ってるアウター全てがそうとは限らないですよね。
そのカッコいいアウターを台無しにしてしまう可能性を、できるだけ避けるなら袖なし。
アウターとして着る時に、袖あり(長袖)よりおしゃれに着れるから
インナーダウンと言っても、アウターとして着れる気温の季節もありますよね。
インナーダウンを1番外にして着た時、袖があるかないかで、だいぶ見た目が変わってきます。
ダウンが全面に押し出された見た目と、袖部分もインナーが見える見た目を比べると、後者の方が圧迫感がなく、「余裕のある小慣れた感」を個人的には感じるんですよね。
動きやすい(運転しやすい/家事しやすい)
ファッション性はもちろん、生活面で感じる機能性も大事ですよね。
外に出る時なら例えば運転。袖ありのジャケットでも十分腕は動きますが、袖がない方が比較的機敏に動けることは間違いない。
また、食器洗いや手洗いなど、水をよく使う家事なんかのシーンでも、袖なしは邪魔にならないので袖ありに勝利。
ただし、当然ベスト(袖なし)の方が寒い
そんなに体感温度は変わらないという人もいます。
しかし、個人的には結構変わるっていうのが本音。袖があるだけでも安心感からか、やっぱり暖かく感じます。まあこれは個人差があるお話。
ベストを選びつつ、寒さをできる限り防ぎたいのなら、フィルパワー(羽毛のかさ高性を表す単位)の数値の高いものを選ぶようにしてみるのが良いかもしれませんね。
インナーダウンのベストと長袖で同じコーデを組んで比較してみた
インナーダウンの
- ベスト(袖なし)
- 長袖(袖あり)
同じコーディネートに羽織って比較してみました。
改めて、どっちの方がファッション性に優れているのか見ていきます。
Tシャツと合わせて比較
個人的にはやっぱりベスト。袖なしの方がもっさりしてなくて、野暮ったい感じがしない。
トップスの見える面積が多いだけでもだいぶ見た目が違いますよね。
前を閉じて比較してみると、
袖ありの方は、UネックTシャツの襟元、裾がちょっと見えるくらいになって、窮屈感が増してしまう。
なので閉じた時もベストの方が、重厚感がなくてリラックスした見た目になるんですよね。
タートルネックと合わせて比較
んー、これはどっちかを選ぶとなると決め難い。タートルネックとの相性は抜群で、どっこいどっこいな気もする。
でもやっぱりベストの方がスマートな雰囲気が強くないですか?
とりあえず閉じて比較してみましょう。
うん、ベストの勝利。
やっぱりタートルネックの弱点は首元の窮屈感。閉じてみると、その窮屈感の逃げ場が長袖(袖あり)にはないですよね。
シャツと合わせて比較
個人的にこれに関しては、袖ありの方がアリだと思います。
シャツのサイズ感、色、柄が違うものを着れば、また違った結果になるかもしれませんが。
ただ、シャツという観点から言うと、シャツのチラ見えってかっこいいじゃないですか。これはチラ見えではないのですが、シャツの見えている面積の少ない方が個人的に好き。
そのせいか、合わせて比較した結果は袖ありが今のところ勝ってる。
じゃあ閉めて比較したらどうなるのか。
前を閉じても長袖(袖あり)の方が良い。
ピシッとした印象を与えるシャツの襟が、ライトダウンのカジュアルさと良いバランスを取ってくれるので、シャツの見えない面積が大きくても、野暮ったさが感じないんだと分析しています。
それにチラ見え効果がプラスされるから、袖ありの勝ち。
パーカーと合わせて比較
袖なしの方が小慣れた感じがする。
袖ありはパーカーっていうカジュアルなアイテムが、よりカジュアルに見えてしまっています。
ダウンの袖あり(長袖)にパーカーを合わせることはよくしますが、こんなふうに実際に比較してみてどちらかを選ぶとなると、ベストの方がかっこいいということがわかりました。
閉じて比較すると、よりカジュアルさが強めになる。オーバーサイズのパーカーと合わせたんでパンパンですが。
ベストの方がスッキリしていて、威圧感がない。パーカーと合わせても、ベスト(袖なし)の方が合わせやすいという結果になりました。
シャツをレイヤードしたニットに合わせて比較
秋冬に便利なスタイル、ニット+シャツ。
これにライトダウンを合わせて比較してみるとどうでしょうか?個人的にはこれも袖なし(ベスト)の方が好み。
袖なしの方が、ニットの良さをしっかりと表に出せるんですよね。
写真じゃわかりにくいですが、実際に両方着た時に、ニットの網目の見える面積が多い方が、上品な雰囲気を感じました。
前を閉じてみると、
閉じても右の袖なし(ベスト)の方がエレガントな印象になるかと。
どっちも悪くないのですが、ニットと合わせても袖なしの方が好きなスタイル。
まとめ
[box class=”box2″]【比較結果】
- Tシャツ→袖なし(ベスト)
- タートルネック→袖なし(ベスト)
- シャツ→袖あり(長袖)
- パーカー→袖なし(ベスト)
- シャツをレイヤードしたニット→袖なし(ベスト)
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ファッション性においても、袖なしの圧倒的勝利ということで。どちらかを選べと言われたらベスト(袖なし)。
なんとなく頭でも袖なしかなと思ってましたが、こうやって客観的に比較してみても、結果は袖なしでしたね。
ただ、防寒性は負けるのでそこは
- フィルパワーの高いもの
- 一緒に着るアウターやインナーといった他の部分でカバー
をすれば良いんじゃないでしょうか。それかいっそのこと両方持っておくか。(笑)
とりあえず迷ったらベスト(袖なし)を選んでおけば大丈夫というのが、僕なりの比較検証結果でした。参考までに。