「スラックス=仕事の時だけに使う(履く)もの。」
なんていう文化や、イメージはもう無くなっています。
つまりスラックスを私服として履くことは全くダサくないです。
とは言っても、ただ普通に履けば、おしゃれになるわけではないですよね。むしろダサく見えてしまうことも…
ダサく見えてしまうスラックスの特徴は、いろいろあると思います。
ただ個人的に「丈の長さ」さえ意識すれば、ダサく見える可能性は無くなると感じています。
それではさっそく、私服でダサくならないスラックスの「丈の長さ」の解説とともに、おすすめのスラックスも見ていきましょう。
私服でダサく見えてしまうスラックスの履き方
ダボダボした履きこなし
基本的にスラックスは細身なシルエットを使うと思います。
そんなスラックスがダボッとしていると、ダサいというか、
- もったいない
- 合わせるのが難しい
と感じます。
上の写真のように横から見るとわかりやすいかもしれません。
余った丈が、シューズに乗っかり、ダボッとしていますよね。
そのダボダボ感がスラックスの良さを消してしまっているような感じがします…
ワイドでダボッとしたスラックスを、かっこよく履いている方はたまにいますが、あれはけっこう難しいと考えています。
基本的な細身のスラックスは、ダボダボさせてしまうとだらしなく見えてしまう可能性が高いです。
スーツと同じようなコーデに使う
これは場面によります。
上はジャケット、その中はシャツ、足は革靴。
といったふうにスーツと変わらないアイテムに、スラックスを合わせるのは私服感がないですよね。
もちろんおしゃれな夕食で、高価で上品なお店なんかに行くなら全然ありですよね。
ただ、仕事着と私服に変化がないと、面白みがなくなってしまう。
もう少しかカジュアルで『遊び』を入れないと、つまらない印象を与えてしまう可能性があります。
シワがつきまくっている
なかなかないと思いますが、これは当然NGですよね。
清潔感がないように見られてしまいます。スラックスなら、より清潔感の無さが強調されちゃいますよね。
少しのシワなら目立たないし誰も気が付かないのですが、つき”まくっている”のは一気にダサくなってしまいます。
「丈の長さ」さえ意識すれば、基本的にダサく見えない
結論:ダサく見えない丈の長さは「アンクル丈」
ダサく見えない「丈の長さ」は、アンクル丈です。
アンクル丈で一気に小洒落た雰囲気で履けます。
理由としては、
- 嫌らしくない、こなれた雰囲気を感じる(=だらしなくない)
- 足が長く見える
- スラックスのきれいさが増す(=清潔感が増す)
- カッチリしすぎない(=抜け感が出る)
そういった効果があります。
アンクル丈でスラックスを履くだけなので、ダサく見えることを簡単に逃れられるんです。
もちろん「素足をちょい見せするの苦手なんだよな」という方は靴下(ソックス)を履くのもありです。
こんなふうにソックスを履こうが素足だろうが、くるぶし部分を出すことで、スラックスは誰でも私服としておしゃれに履けると感じています。
「丈の余ったスラックス」と、「アンクル丈のスラックス」を実際に比較
やはりアンクル丈(くるぶし丈)は、
- スラックスのきれいさが生かされている
- かと言って、カッチリしすぎていない
という印象を受けますよね。
個人的にダボッとしたスラックスを、私服で履いていたのに違和感を感じていました。
そこからくるぶし丈にし始めたことで、違和感が消えたんです。
なので
- スラックスが私服で履くのが苦手
- なんかカッチリしてしまう(違和感を感じる)
- どうしてもダサく見えてしまう
という方は、ぜひ参考までに試してみてください。
アンクル丈でオシャレに履けるおすすめスラックス3選
【MR.OLIVE】RETORO POLYESTER TWILL ONE PLEATS STA-PREST TAPERED PANTS
MR.OLIVE(ミスターオリーブ)のポリエステル100%のスラックス。
かなり上品な印象ですよね。ドレスカジュアルなコーデをするときに最適なアイテムです。
テーパードシルエットなため、スタイルも良く見えます。そして裾は最初から折り返された仕様のダブル。
上品な雰囲気に、ダブルの裾がカジュアルさをかもしだしてくれているため、カッチリしすぎないのがいいですよね。
革靴はもちろん、スニーカーとも相性抜群な高級感漂うスラックスは、1つは持っておきたいところです。
【D.C.WHITE】チノトラウザー スリム スラックス
国内のパンツブランドであるD.C WHITE(ディーシーホワイト)。
このパンツは、チノパンツの雰囲気も感じ、スラックスにしてはかなりカジュアルめ。
なので、いい意味でコーデを考えすぎずにラフに履けます。「カッチリしちゃって私服にスラックスを合わせるのは難しい。」なんて概念も、覆してくれるそんなパンツ。
フォーマルな雰囲気のシューズと合わせれば、大人っぽく。
反対にカジュアルなスニーカーと合わせても、「遊び」の入った余裕を感じる大人な雰囲気も見せることができる。
最高にバランスの取れたスラックスなんですね。
【green label relaxing】2P EASY テーパードパンツ
UNITED ARROWS green label relaxing(ユナイテッドアローズ グリーンレーベル リラクシング)のきれいなシルエットを味わえるスラックス。
なんといっても名前の通り、履きやすさを体感できるパンツ。
ドローコードを引っ張れば、ベルトなしでラフな雰囲気に。ベルトループも付いているので、ベルトを付ければ、締まった印象も演出できるわけです。
リラックスして履けるのに、決め込んだコーデのカッチリさを邪魔しない。
そんなスラックスで小慣れた感を出していくのも、かなり粋で楽しいですよね。
まとめ
裾の丈感を意識するだけで、一気に小慣れた印象を与えることができます。
アンクル丈は、動いて楽だし、それでいて簡単に私服で履きこなせます。たかが『丈の長さ』ではあるものの、それは大きな違いを生むんです。
もし、スラックスを私服で履くのが、
- 苦手
- なんとなくおしゃれに見えない
という時には、『アンクル丈』で解決していきましょう。